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宋学
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そうがく
ふりがな文庫
“
宋学
(
そうがく
)” の例文
とはいえ、彼ら若公卿たちは、新しい
宋学
(
そうがく
)
にもふれ、宋代の兵法書にも精通していた。この貧しい孤軍の士気を考えないわけはない。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
俊基がそんな軽薄ではないにしろ、彼とて、新しい
宋学
(
そうがく
)
の
造詣
(
ぞうけい
)
にかけては、堂上一般の若公卿なみに、いやそれの先駆者ぐらいな誇りもある者だった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんな
異朝
(
いちょう
)
の故事や、いちいちな辞解などは、いま
宋学
(
そうがく
)
流行のなかにある宮廷人か、またはよほどな
篤学者
(
とくがくしゃ
)
でもあるならいざ知らず、一般の鎌倉武者や土豪などでは
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新しい
宋学
(
そうがく
)
の
泰斗
(
たいと
)
である。特に、急進派の若公卿ばらの間に人気がたかい。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“宋学(宋明理学)”の解説
宋明理学(そうみんりがく)は、中国の宋代から明代にかけて流行した思想を指す言葉で、朱子学と陽明学のこと。宋以後の思想史の中で最も重要な位置を占める。宋代・明代の儒学を代表するテーマが「理」であることからその名がつき、単に「理学」とも呼ばれる。
その新しい思想傾向を強調して「新儒教」とも称され、英語ではNeo-Confucianismと訳される(現代の新儒家(現代新儒学)とは別物である)。また、宋明理学のうち、北宋・南宋の学術は特に宋学と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
宋
漢検準1級
部首:⼧
7画
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
“宋”で始まる語句
宋
宋人
宋朝
宋江
宋憲
宋窯
宋万
宋代
宋清
宋押司