“宋太郎”の読み方と例文
読み方割合
そうたろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、はらをたてましたが、その宋太郎そうたろうも、自分じぶんのわるかったことをさとって、諭吉ゆきちにあやまり、やがて慶応義塾けいおうぎじゅくにはいってきました。
青年せいねんは、とうとうあきらめて、たちさっていきましたが、これこそ、諭吉ゆきちのねこみをおそってころそうとたくらんでいた宋太郎そうたろうだったのです。
そうして宋太郎そうたろうは、のちに西南せいなんえき西郷隆盛さいごうたかもり部下ぶかとなり、城山しろやまんだのですが、朝吹あさぶき慶応義塾けいおうぎじゅくをさかんにするうえで、なくてはならぬひとになりました。