安雄やすお)” の例文
そこの家の安雄やすおさんは、もう青年学校にいっているような大きい人です。けれど、いつも、小さい太郎たちのよい友だちでした。
かぶと虫 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
安雄やすおさんはもう小さい太郎のそばに帰ってはこないのです。もういっしょに遊ぶことはないのです。おなかがいたいなら明日あしたになればなおるでしょう。
小さい太郎の悲しみ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
安雄やすおさんはのとぎ方をおじさんに教わっているらしいのです。顔をまっかにして一生けんめいにやっています。それで、小さい太郎たろうの方をいつまで待ってもみてくれません。
小さい太郎の悲しみ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
そこの家の安雄やすおさんは、もう青年学校にいっているような大きい人です。けれどいつも小さい太郎たちのよい友だちでした。じんとりをするときでも、かくれんぼをするときでもいっしょに遊ぶのです。
小さい太郎の悲しみ (新字新仮名) / 新美南吉(著)