“やすお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安雄33.3%
八寿雄16.7%
恭雄16.7%
泰雄16.7%
靖雄16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安雄やすおさんはもう小さい太郎のそばに帰ってはこないのです。もういっしょに遊ぶことはないのです。おなかがいたいなら明日あしたになればなおるでしょう。
小さい太郎の悲しみ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
「え、高橋八寿雄やすおですよ」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「高橋八寿雄やすお
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たまにはラジオで長唄や落語など聴く事もあった。西洋音楽は自分では分らないと云っていたが、音楽に堪能な令息恭雄やすお氏の話によると相当な批判力をもっていたそうである。
工学博士末広恭二君 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
私の発表したこの思想に、最も直接な示唆を与えてくれたのは阪田泰雄やすお氏である。この機会を以て私は君に感謝する。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「あら靖雄やすおさん!」と布巾ふきんを持ったままあっけに取られたと云う風をする。あら靖雄さんでもらちがあかん。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)