安素あそ)” の例文
「安蘇」は下野しもつけ安蘇郡であろうが、もとは上野こうずけに入っていたと見える。この巻に、「下毛野しもつけぬ安素あその河原よ」(三四二五)とあるのは隣接地で下野にもかかっていたことが分かる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)