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孺子
ふりがな文庫
“孺子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅし
83.3%
じゆし
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅし
(逆引き)
彼が弱き者のしいたげらるるを見る時は、必ず常に、
孺子
(
じゅし
)
をとらえて井中に投ぜんとするを目撃するがごときの感をなすも、ひっきょうこれがためである。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
里見の防禦使となって堂々対敵しても逃路に待ち伏せする野武士のような役目を振られて、シカモ首尾よく取り逃がして
小水門目
(
こみなとさかん
)
輩
孺子
(
じゅし
)
をして名を成さしめてる。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
孺子(じゅし)の例文をもっと
(5作品)
見る
じゆし
(逆引き)
演じて夫人の跨下を出づるに至るや、両人覚えず
大哭
(
たいこく
)
して曰、「名節地を
掃
(
はら
)
ふこと
此
(
ここ
)
に至る。夫れ
復
(
また
)
何をか言はん。然れども
孺子
(
じゆし
)
の為に
辱
(
はづかし
)
めらるること此に至る。必ず殺して以て
忿念
(
ふんねん
)
を
洩
(
も
)
らさん」
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
孺子(じゆし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“孺子”の意味
《名詞》
孺子(じゅし)
童。こども。
若者や未熟なものに対する蔑称。青二才。
(出典:Wiktionary)
孺
漢検1級
部首:⼦
17画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“孺”で始まる語句
孺人
孺悲
孺礼
“孺子”のふりがなが多い著者
河上肇
内田魯庵
吉川英治
芥川竜之介