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孺子
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じゅし
ふりがな文庫
“
孺子
(
じゅし
)” の例文
彼が弱き者のしいたげらるるを見る時は、必ず常に、
孺子
(
じゅし
)
をとらえて井中に投ぜんとするを目撃するがごときの感をなすも、ひっきょうこれがためである。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
里見の防禦使となって堂々対敵しても逃路に待ち伏せする野武士のような役目を振られて、シカモ首尾よく取り逃がして
小水門目
(
こみなとさかん
)
輩
孺子
(
じゅし
)
をして名を成さしめてる。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
「
周瑜
(
しゅうゆ
)
孺子
(
じゅし
)
。さき頃の矢に閉口したか。気分は如何。
矛
(
ほこ
)
は持てるや」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
孺子
(
じゅし
)
。何の用やある」と、いった。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
孺子
(
じゅし
)
っ。来たかっ」
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“孺子”の意味
《名詞》
孺子(じゅし)
童。こども。
若者や未熟なものに対する蔑称。青二才。
(出典:Wiktionary)
孺
漢検1級
部首:⼦
17画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“孺”で始まる語句
孺人
孺悲
孺礼