孫芋まごいも)” の例文
堪えきれなかつたさうで年甲斐としがひの分別が一寸ちよつとどこやらへ行升て、大口をあきながら、思ひきつてピヨイーとび、俯向うつむいて余念のない武の孫芋まごいもの様なお鼻へくらひつかうとする。
鼻で鱒を釣つた話(実事) (新字旧仮名) / 若松賤子(著)