学力がくりき)” の例文
旧字:學力
アアかつて身の油に根気のしんを浸し、眠い眼をずして得た学力がくりきを、こんなはかない馬鹿気た事に使うのかと、思えば悲しく情なく、我になくホット太息といきいて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
学力がくりきになれば専門こそ違いますが、私は無論Kの敵でないと自覚していました。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)