子鶉こうづら)” の例文
子鶉こうづらは急いで巣に帰つてみますと、案の定、母鶉は可愛かはいい自分の独り子の行衛ゆくゑが知れなくなつたので大変心配して、もう物もべられないで、ねてをりました。
孝行鶉の話 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)