てき)” の例文
但し山陽は後に既成の迹より見て筆をくだしたかも知れない。霞亭が遊学したのと、適斎が霞亭のてきを廃し、代ふるに惟長立敬を以てしたのとは、必ずしも同時ではないかも知れない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)