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嫌厭
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けんお
ふりがな文庫
“
嫌厭
(
けんお
)” の例文
そしてその児が意地の悪いことをしたりする。そんなときふと
邪慳
(
じゃけん
)
な娼婦は心に浮かび、
喬
(
たかし
)
は
堪
(
たま
)
らない自己
嫌厭
(
けんお
)
に
堕
(
お
)
ちるのだった。
ある心の風景
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
それが六十二議会で、議会は
爛
(
ただ
)
れきったものになって民心に
嫌厭
(
けんお
)
をさえ感じさせるようになろうなどとは思いもかけず、彼は赤黒くなるほど飲んで祝したのだ。
旧聞日本橋:21 議事堂炎上
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
悪女を嫌う
嫌厭
(
けんお
)
の情が燃えあがった。
四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
“嫌”で始まる語句
嫌
嫌悪
嫌疑
嫌味
嫌忌
嫌気
嫌応
嫌疑者
嫌々
嫌惡