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媒妁役
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なこうどやく
ふりがな文庫
“
媒妁役
(
なこうどやく
)” の例文
愚老は眞葛周玄と申す至って
不骨物
(
ぶこつもの
)
で、此の
後
(
ご
)
とも幾久しゅう御別懇に願います此の
度
(
たび
)
は不思議な御縁で粥河氏よりの頼みで、届かんながら僕が
媒妁役
(
なこうどやく
)
を仰せ付けられて
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
亀屋
(
かめや
)
の
旦那
(
だんな
)
、おれとお
吉
(
きち
)
と婚礼の
媒妁役
(
なこうどやく
)
して呉れたを恩に着せるか知らぬが貴様々々は
廃
(
よし
)
て下され、七七四十九が六十になってもあなたの
御厄介
(
ごやっかい
)
になろうとは
申
(
もうし
)
ませぬ、お辰は私の姪
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
此の山三郎一
人
(
にん
)
不服でございますから、
左様
(
さよう
)
粥河様とやらへ何うか仰しゃって下さるように願います、
貴老
(
あなた
)
も
媒妁役
(
なこうどやく
)
で御迷惑でございましょうが、直ぐに引取りますから左様
思召
(
おぼしめ
)
して下さい
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
媒
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
妁
漢検1級
部首:⼥
6画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“媒妁”で始まる語句
媒妁
媒妁人
媒妁口
媒妁人役