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妖魅
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ようみ
ふりがな文庫
“
妖魅
(
ようみ
)” の例文
その郷里のある女が
妖魅
(
ようみ
)
に取りつかれた時に、寿は何かの法をおこなうと、長さ幾丈の
大蛇
(
だいじゃ
)
が門前に死んで横たわって、女の病いはすぐに平癒した。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
白鷺の白さをあざむく
白縮緬
(
しろちりめん
)
の小袖に、
公卿
(
くげ
)
紋の
雪頂笹
(
ゆきのせざさ
)
を紫に染め、帯は
蜀江
(
しょっこう
)
か西陣か見分けもつかぬような
絢爛
(
けんらん
)
。もの云うごとに玉虫色の唇は、
妖魅
(
ようみ
)
の如き美しさを
湛
(
たた
)
える。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一見すれば極めて古怪なる
妖魅
(
ようみ
)
の
集
(
つど
)
い——
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
魅
常用漢字
中学
部首:⿁
15画
“妖魅”で始まる語句
妖魅力
妖魅鬼神