“ようみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妖魅60.0%
妖味40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一見すれば極めて古怪なる妖魅ようみつどい——
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
中でも私の好きなのは、あくまで白く塗った妖味ようみ豊かなろくろ首の女であった。おそろしいのだが、見たいのだ。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
未亡人としての妖味ようみとを兼ね備えた美しさと、その美を飾るあらゆる自由とをもって、何時となく、世間のあらゆる男性の間に、孔雀くじゃくの如く、その双翼をひろげていた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)