“女院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にょいん66.7%
によゐん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入道の宮をまた新たに御母后ごぼこうの位にあそばすことは無理であったから、太上天皇に準じて女院にょいんにあそばされた。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)
幼い時から九条の女院にょいんに仕えて来て、身分は低い雑仕女ぞうしめではあったが、義朝が彼女を見出すまでには、その権勢を以て、千人の美女のうちから百人を選び、百人のうちから十人を選び
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女院によゐん重ねて申させ給ひけるは。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)