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奮励
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ふんれい
ふりがな文庫
“
奮励
(
ふんれい
)” の例文
昔から農は国の
本
(
もと
)
というたくらいであるから、いかに苦しくも、いかに利益が
薄
(
うす
)
くとも、国家のために
奮励
(
ふんれい
)
せよと説いて歩いた。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
さはれ木枯吹きすさむ
夜半
(
よわ
)
、
幸
(
さいわい
)
多
(
おお
)
き友の多くを思ひては、またもこの里のさすがにさびしきかな、ままよ万事かからんのみ、
奮励
(
ふんれい
)
一
番
(
ばん
)
飛
(
と
)
び出でんかの思ひなきにあらねど
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
多分農民みずからが
奮励
(
ふんれい
)
して、農業を利益あるようにせよという意味であったろうけれども、普通農民の耳に入ったときは、やはり昔のごとく強制的に労働をして
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
老いてもなお青年の活気と理想とを持続せんには折々自己に
省
(
かえりみ
)
るに
如
(
し
)
くはない。
省
(
かえりみ
)
て退歩せる点あらばさらに理想に向かって
奮励
(
ふんれい
)
努力
(
どりょく
)
一番し、かくしてつねに若い心持ちで向上する。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“奮励”の意味
《名詞》
奮励(ふんれい)
気力を奮い立たせて励むこと。
(出典:Wiktionary)
奮
常用漢字
小6
部首:⼤
16画
励
常用漢字
中学
部首:⼒
7画
“奮励”で始まる語句
奮励努力