奥所おくか)” の例文
旧字:奧所
初めのうちは、その唇だけのものだったが、いつのまにか、唇の声はせて、その胸の奥所おくかにあるたましいが、となえているのだった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)