“奥勤”の読み方と例文
読み方割合
おくづとめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紀伊が奥勤おくづとめをしてゐると、元和げんな三年に振姫が伊達忠宗だてたゞむねしたので、紀伊も輿入こしいれの供をした。此間に紀伊の兄清長は流浪して、因幡いなば鳥取に往つてゐて、朽木宣綱くつきのぶつなむすめの腹に初子が出来た。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)