“奔突”の読み方と例文
読み方割合
ほんとつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「戦は、勝ったぞ」と、袁紹は、すっかり得意になって、顔良、文醜、麹義などの奔突ほんとつしてゆく後ろから、自身も、盤河橋をこえて、敵軍の中を荒しまわっていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
にわかに、潮を作って、こなたへ奔突ほんとつして来る様子であった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしまた、一里も行くと、一簇ひとむれの軍勢が奔突ほんとつして
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)