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奔濤
ふりがな文庫
“奔濤”の読み方と例文
読み方
割合
ほんとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんとう
(逆引き)
断層をなした激流の見渡すかぎりは、白波天にみなぎり
奔濤
(
ほんとう
)
は
渓潭
(
けいたん
)
を噛み、岸に立つや否、馬いななき衣は
颯々
(
さっさつ
)
の霧に濡れた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれど、
奔濤
(
ほんとう
)
は、迫って来た。すでに防禦線の一角はくずれ、中国も時代の旋風の外ではあり得なくなったのである。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「勝機は今!」と、確信したものか、
奔濤
(
ほんとう
)
の勢いをそのまま揚げて、直ちに、小沛まで詰め寄せてきた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奔濤(ほんとう)の例文をもっと
(6作品)
見る
奔
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
濤
漢検準1級
部首:⽔
17画
“奔”で始まる語句
奔
奔走
奔馬
奔放
奔騰
奔湍
奔流
奔馳
奔命
奔逸