トップ
>
契機
>
けいき
ふりがな文庫
“
契機
(
けいき
)” の例文
個々の要因や
契機
(
けいき
)
をとらえて、それが発生する以前には全然国家はなく、それ以後だけに国家があるというようにいうことはできない。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
忠利と彼とが百年の知己の如く結ばれた
契機
(
けいき
)
というのも、武蔵が抱いていた多年の志望がこの英君の認める所となった点にある。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中世の封建的な
等族
(
とうぞく
)
国家でも、民族意識が現実の力を持つ
契機
(
けいき
)
はなかったので、中世の神聖ローマ帝国や封建的身分社会が崩壊したあとで
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
なお、かえりみて東国をながめると、北条氏政のむすめと武田勝頼のあいだに婚姻が成ったのを
契機
(
けいき
)
として、新たに甲相二国の
同盟
(
どうめい
)
がむすばれんとしているではないか。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
社会制度や人間生活での
善
(
よ
)
いものも悪いものも一切を含めて、宿命的な法則の現れとみるべきで、それなら社会改革を要請する
契機
(
けいき
)
など、どこからも生れる余地はない。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
“契機”の意味
《名詞》
物事を始める手掛かり。きっかけ。
(context、philosophy)物事の変化・発展を規定する本質的要素。
(出典:Wiktionary)
“契機”の解説
契機(けいき)は、きっかけ、すなわち物事を始める手掛かりのことのことである。
因果性
(出典:Wikipedia)
契
常用漢字
中学
部首:⼤
9画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“契”で始まる語句
契
契約
契丹
契沖
契合
契冲
契情
契約書
契沖阿闍梨
契経