“奈良志津”の読み方と例文
読み方割合
ならしず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「十二日、雨ふらず(略)奈良志津ならしずより室戸につきぬ」と在るところで、紀貫之きのつらゆきが十日あまりも舟がかりした港であるが、後にそれが室戸港の名で呼ばれ、今では津呂港つろこうの名で呼ばれている。
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)