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奇巌
ふりがな文庫
“奇巌”の読み方と例文
読み方
割合
きがん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きがん
(逆引き)
道路だけは立派に作ってあるが、一歩
鋪装
(
ほそう
)
道路をはずれると、暗黒の密林、あるいは熱砂の
沙漠
(
さばく
)
、または
奇巌
(
きがん
)
の岩原である。
日本のこころ
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
まさしく
瑠璃
(
るり
)
の、
群青
(
ぐんじょう
)
の
深潭
(
しんたん
)
を
擁
(
よう
)
して、赤褐色の
奇巌
(
きがん
)
の
群々
(
むれむれ
)
がかっと反射したところで、しんしんと
沁
(
し
)
み入る
蝉
(
せみ
)
の声がする。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
それとも、教坊の陰気臭さが、
奇巌
(
きがん
)
珍石に奥まられた、
岩狭
(
はざま
)
の
闇
(
やみ
)
がそれであろうか。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
奇巌(きがん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“奇巌”の意味
《名詞》
変わった形の大きな岩。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
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奇巌城
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