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太閤様
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たいこうさま
ふりがな文庫
“
太閤様
(
たいこうさま
)” の例文
旧字:
太閤樣
別にこれと云う
訣
(
わけ
)
もございませんが、ただあの大阪の御城を見たら、
太閤様
(
たいこうさま
)
のように偉い人でも、いつか一度は死んでしまう。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
太閤様
(
たいこうさま
)
と
正成
(
まさしげ
)
とどっちが偉いとか、ワシントンとナポレオンとどっちが強いとか、
常陸山
(
ひたちやま
)
と弁慶と
相撲
(
すもう
)
を取ったらどっちが勝つとか、中には返答に困らないのもあるが
中味と形式
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まず、この秋谷で、邸と申しますれば——そりゃ土蔵、
白壁造
(
しらかべづくり
)
、
瓦
(
かわら
)
屋根は、御方一軒ではござりませぬが、
太閤様
(
たいこうさま
)
は秀吉公、黄門様は水戸様でのう、邸は鶴谷に帰したもの。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
昔
太閤様
(
たいこうさま
)
は此処から茶の水を汲ませたものだ、と案内者の口まねをしつゝ、彼出張った橋の
欄間
(
らんま
)
によりかゝって見下ろす。矢を射る如き
川面
(
かわづら
)
からは、真白に水蒸気が立って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
閤
漢検準1級
部首:⾨
14画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“太閤”で始まる語句
太閤
太閤記
太閤丸
太閤張
太閤殿下
太閤秀吉
太閤樣
太閤道
太閤軍記朝鮮巻