“天気輪”の読み方と例文
読み方割合
てんきりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士はかせは小さくったみどりいろの紙をジョバンニのポケットに入れました。そしてもうそのかたちは天気輪てんきりんはしらこうに見えなくなっていました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そしてジョバンニはすぐうしろの天気輪てんきりんはしらがいつかぼんやりした三角標さんかくひょうの形になって、しばらくほたるのように、ぺかぺかえたりともったりしているのを見ました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ジョバンニは、いただき天気輪てんきりんはしらの下に来て、どかどかするからだを、つめたい草にげました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)