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天使
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エンジェル
ふりがな文庫
“
天使
(
エンジェル
)” の例文
口絵には紀元二百年ごろの
楽聖
(
がくせい
)
セント、セリシアの像が出ていた。オルガンの妙音から出た花と
天使
(
エンジェル
)
の幻影とを楽聖はじっと見ている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
もしも私たちの信仰の眼が肉眼のように開いていたら、私たちを守っているたくさんの
天使
(
エンジェル
)
が見えるでしょうに……。
世界怪談名作集:07 ヴィール夫人の亡霊
(新字新仮名)
/
ダニエル・デフォー
(著)
私はまるで自分の肩に
羽
(
はね
)
でも生えているように、浮きうきした心持ちで、教会の方へ軽く歩んでいました。まるで自分を
天使
(
エンジェル
)
のように思うくらいでした。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
けれども、貴様たちは一人だって、どれほどあの娘が
天使
(
エンジェル
)
であるかってことは知るまい。俺は今日それを知ったんだ。この発見のお蔭で俺はこのとおり酔った。わかるか
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
今年の一月彼はある運動会で一少年を見た、その時のその少年の顔には愛の色
漲
(
みなぎ
)
り、眼には
天使
(
エンジェル
)
の
笑
(
えみ
)
浮んでいた、彼は
恍惚
(
うっとり
)
として暫く吾を忘れ、彼の胸中に燃ゆる
焔
(
ほのお
)
に油を
注
(
つ
)
いだのである。
愛か
(新字新仮名)
/
李光洙
(著)
▼ もっと見る
彼はすべてのこの
醜
(
みにく
)
い秘密は、世俗的の錯覚に過ぎないことを考えた。いかなる悪霧が彼女の周囲に立ちこめているように思われても、実際のベアトリーチェは神聖な
天使
(
エンジェル
)
であることを考えた。
世界怪談名作集:08 ラッパチーニの娘 アウペパンの作から
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
彼女は
天使
(
エンジェル
)
か、
悪魔
(
デモン
)
かでありました。おそらく両方であったろうと思います。たしかに彼女は普通の女から——すなわちイヴの腹から生まれたのではありませんでした。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
彼女の美しい二つの手は
天使
(
エンジェル
)
の手よりも透き通って、
敬虔
(
けいけん
)
な休息と静粛な祈りの姿を示していましたが、その手にはまだ真珠の腕環がそのままに残っていて、象牙のようななめらかな肌や
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
“天使”の解説
天使(てんし、en: angel、(エィンジェル))は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 の聖典や伝承に登場する神の使いである。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“天使”で始まる語句
天使的
天使等
天使魚