“大腹中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいふくちゅう50.0%
だいふくちう25.0%
ふとっぱら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ですけれども、なかなか親切で、大腹中だいふくちゅうで、そうして物わかりがよくて、どこといって……」
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それよりはもつと下々の事まで御考へになる、云はば天下と共に楽しむとでも申しさうな、大腹中だいふくちうの御器量がございました。
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
なるほどいも甘いもみ分けたというような肌合の人には、馬琴の小説は野暮やぼくさいでもありましょうし、また清い水も濁った水も併せて飲むというような大腹中ふとっぱらの人には