“だいふくちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
大腹中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ですけれども、なかなか親切で、大腹中だいふくちゅうで、そうして物わかりがよくて、どこといって……」
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこで、原料叩解機こうかいきに移される。その山と積んだ白紙の層が、またまたたく間に、その大腹中だいふくちゅうに吸い込まれる、と、どろどろの綿めん状になり、繊維になり、液状のパルプになって、また紙漉機械へ流れ入る。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)