“大猪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおいのしし33.3%
おおじし33.3%
おおぶた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関羽もすっかり身を鎧って「すい」の大字を書いた旗の下に、楯にって居眠っていた。——すると、どこからか、全身まっ黒な大猪おおいのししはしってきて、いきなり具足の上から関羽の足にみついた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あれは十五歳にもなる豪のもので、これまでに大猪おおじしを二頭殺し、熊を一頭傷つけている。どんなに老練な猟師でも、あれにだけは手を出しません。わかってる、と甲斐は云った。
『中阿含経』十六に大猪おおぶた五百猪に王たり嶮難道を行くうち虎に逢う、虎と闘わば必定ひつじょう殺されん闘わねば子分輩に笑われんいかにすべきとおもうて