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大熱
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だいねつ
ふりがな文庫
“
大熱
(
だいねつ
)” の例文
又次郎は久助を遣わして、角蔵一家の様子を窺わせると、角蔵はあの日に沖へ出て、寒い風に吹かれたせいか、夕方から
大熱
(
だいねつ
)
を発してその後はどっと寝付いている。
鷲
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
持上偖々昨夜より
大熱
(
だいねつ
)
にて頭痛甚しく夜通し苦しみたり
誠
(
まこと
)
に/\病氣の時の
悲
(
かな
)
しさは獨身者は藥
一服
(
いつぷく
)
煎
(
せん
)
じて呉る人もなく實以て
困
(
こま
)
り候而て其札の辻よりの御差紙とは
何等
(
なんら
)
の御用筋にやと
空嘯
(
そらうそぶ
)
いて申けるにぞ家主は氣の毒さうに
扨々
(
さて/\
)
病中と云とんだ
難儀
(
なんぎ
)
の事なり又聞の
咄
(
はな
)
しなれば
確
(
しか
)
とは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“大熱”の意味
《名詞》
高熱。
猛烈な暑さ。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
“大熱”で始まる語句
大熱々