大洋たいよう)” の例文
よるそらをすかしてると、熱帯植物ねったいしょくぶつがこんもりとっていました。そこは、大洋たいようなかにあった、ちいさなしまであることがわかったのでした。
南方物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
航海中は毎日の嵐で、始終船中に波を打上げる。今でも私は覚えて居るが、甲板の下に居ると上に四角な窓があるので、船が傾くとその窓から大洋たいよう立浪たつなみく見える。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)