“大毎”の読み方と例文
読み方割合
だいまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大毎だいまいが新八景を募った時に『獅子岩ししいわ』と云うのが日本じゅうに幾つあったか知れないそうだが、実際そんなものだろうよ。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
この山は大毎だいまい寄附の基金よりなる気象観測所のあるところで、温泉一帯の地に最も風致を添えている美しい山である。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
大毎だいまいにもたしかに出てゐたんだけれど、大阪の人でね、一斗づつお酒を飮む人があつて、それが毎日だからたまには諫められたけれど、なんの糞と、別あつらへの體だと思つてゐると
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)