大木おほき)” の例文
關館と大木おほきと兩方から土手をきづき出して、まん中に橋をけた處まで來ると、馬のはだよりも黒い若い衆が一人裸でうまを洗つてゐた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
夏雲なつぐもが楡の大木おほきのなす列にいとよくなら公主嶺こうしゆれいかな
あるはまた大木おほき胡桃くるみ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)