“売高”の読み方と例文
読み方割合
うれだか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、数ある本屋のなかで、チヤーチル物の売高うれだかにかけては、いつの月も記録レコードを取つてゐるのはこの本屋だ。
芸術家としての彼はおのれにあつき作品を自然の気乗りで作り上げようとするに反して、職業家としての彼は評判のよきもの、売高うれだかの多いものをおおやけにしなくてはならぬからである。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)