墳塋おくつき)” の例文
而して、ひとたび、墳塋おくつきのうちに入らば、人の思はおのづからまむ。
悲しさは墳塋おくつきのごと、樂しさは巣の如しとも
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
なが胸ぞ子らの墳塋おくつきならば
寂光土じやくくわうど、はたや、墳塋おくつき
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
墳塋おくつきごもりてする
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
悲しさは墳塋おくつきのごと、楽しさは巣の如しとも
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
わが父の墳塋おくつきを。
墳塋おくつきにして、はた伽藍、赫灼かくやくとして幽遠の
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
わが父の墳塋おくつき
墳塋おくつきにして、はた伽藍がらん赫灼かくやくとして幽遠の
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
墳塋おくつきに寂しく眠る人のごと
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
墳塋おくつきに寂しく眠る人のごと
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)