“墨跡”の読み方と例文
読み方割合
ぼくせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに添えてある目録もくろくを一見ねがいたい。——虚堂きょどう墨跡ぼくせき、茶の湯釜、名物の茶入れ、ほかに太刀、その他数点
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
愚堂の墨跡ぼくせき尺牘せきとく、反古の文字までが数多残されているということであり、わけてG氏は、自身大愚と愚堂の遺作も蒐集され、寺祖の研究に、その方面からも長年心を傾けて来た人なのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)