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境地
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さかひ
ふりがな文庫
“
境地
(
さかひ
)” の例文
調子揃つた
足擦
(
あしずれ
)
の音、華やかな、古風な、老も若きも恋の歌を歌つてゐる此
境地
(
さかひ
)
から、不図目を上げて其静かな月を仰いだ
心境
(
ここち
)
は、何人も生涯に
幾度
(
いくたび
)
となく思浮べて
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
が、この歓楽の
境地
(
さかひ
)
に——否、静子と共に吉野を一人置いて行くことが、矢張快くなかつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“境地”の意味
《名詞》
境 地(きょうち)
その人の置かれている立場。
あることを経験して得られた心の状態。
場所。領域。
(出典:Wiktionary)
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“境”で始まる語句
境内
境
境界
境遇
境涯
境目
境川
境木峠
境論
境木