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垂込
ふりがな文庫
“垂込”の読み方と例文
読み方
割合
たれこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たれこ
(逆引き)
過ぎ行く舟の
奥床
(
おくゆか
)
しくも
垂込
(
たれこ
)
めた簾の内をば
窺見
(
うかがいみ
)
ようと首を
伸
(
のば
)
したが、かの屋根船は早くも遠く川下の方へと流れて行ってしまった。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その次は大川に臨んだ漁師
申松
(
さるまつ
)
の家で、狹い庭に商賣道具の投網などを干してありますが、當の申松は陽が高いといふに薄暗い家の中に
垂込
(
たれこ
)
んで、膝つ小僧の中に首を突込み
銭形平次捕物控:262 綾の鼓
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
垂込(たれこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“垂”で始まる語句
垂
垂下
垂木
垂々
垂井
垂涎
垂髪
垂氷
垂簾
垂水
“垂込”のふりがなが多い著者
永井荷風
野村胡堂