“土口”の読み方と例文
読み方割合
どくち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小荷駄奉行の直江大和守は、ふもとの土口(どくち)に陣していたが、やはり、油断ならずと、部下は寝せても、ひとり寝もやらず、床几(しょうぎ)にかかったまま、篝へ向って居眠っていた。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いえ、べつに、その前から、二人だけは、百姓姿にして、法泉寺の山から大迂回(おおまわり)に、土口(どくち)のほうへ忍ばせました。これが、生きて帰って来れば妻女山のもようも知れようかと存じますが」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)