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国樔
ふりがな文庫
“国樔”の読み方と例文
読み方
割合
くず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くず
(逆引き)
大和国吉野郡の
国樔
(
くず
)
村は関西の紙の需用を引受て
盛
(
さかん
)
な仕事ぶりを見せます。種類も一、二ではありませんが、「
宇陀紙
(
うだがみ
)
」の名は世によく聞えます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「天武天皇紀」の吉野行幸の条に、
獦者
(
かりびと
)
二十余人云々、または獦者之首などとあるのは、
国樔
(
くず
)
のことでありましょう。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
『
摂津風土記
(
せっつふどき
)
』の残篇にも記事があり、大和にはもとより
国樔
(
くず
)
がおりました。国樔と土蜘蛛とは同じもののように、『常陸風土記』には記してあります。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
国樔(くず)の例文をもっと
(2作品)
見る
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
樔
漢検1級
部首:⽊
15画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国人
国土
“国樔”のふりがなが多い著者
柳宗悦
柳田国男