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国上
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くがみ
ふりがな文庫
“
国上
(
くがみ
)” の例文
年とつた良寛さんは、
五合庵
(
ごがふあん
)
といふ小さな
庵
(
いほり
)
に住むことになつた。その庵は、
故郷
(
こきやう
)
出雲崎
(
いづもざき
)
から少し離れた、
国上
(
くがみ
)
といふ山の中腹にあつた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
和納の
楞厳寺
(
りょうごんじ
)
で文字を習い、
国上
(
くがみ
)
の寺に上って侍童となるまでは不良少年でも何でもなかった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上人は言ふ迄もなく越後
国上
(
くがみ
)
山の五合庵に棲むでゐた名高い禅僧である。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
山方
(
やまかた
)
は
国上
(
くがみ
)
へかかる道の
端
(
は
)
にぬきて竝べぬ涼し
早稲苗
(
わさなへ
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
弥彦
(
いやひこ
)
の夏山霞ただならず
国上
(
くがみ
)
は末にうち低みつつ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
国上
(
くがみ
)
の片山蔭の桐のはな遠く蛙の鳴くがしづけさ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“国上”で始まる語句
国上山
国上寺