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因明
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いんみょう
ふりがな文庫
“
因明
(
いんみょう
)” の例文
それは
声明
(
しょうみょう
)
とて言語音声に関した一切の科学、
医方明
(
いほうめい
)
とて医学、
因明
(
いんみょう
)
とて論理学、
工巧明
(
こうこうみょう
)
とて工学
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
因明
(
いんみょう
)
の論理学が伝わって多少その伝統を見たのはともかく、徳川時代のごとく諸般の学術が並び起こった時代においてすら、論理学らしい論理学はさらに発達しなかったのである。
文化史上より見たる日本の数学
(新字新仮名)
/
三上義夫
(著)
インドの
因明
(
いんみょう
)
がアリストテレスの論理学となり、スピロヘーテンパリーダと共にタバコが大西洋を渡って、やがて全世界を侵略し、兵器の考案にうながされて、科学と文明の進歩はすゝみ
戦争論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
こうした
因明
(
いんみょう
)
以前の感情の論理は、後世までも時代・地理錯誤の痕を残した。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
その問答は
因明
(
いんみょう
)
の論理学の遣り方であって因明論理の法則により、まず始めに仏というものは人なるべしと言うて問いかけると、
答者
(
こたえて
)
はそうであるとか、そうでないとか答える。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
“因明”の意味
《名詞》
インド発祥の仏教の論理学。五明の一つ。
(出典:Wiktionary)
“因明”の解説
因明(いんみょう、サンスクリット:हेतुविद्या hetu-vidyā)とは、インドでおこなわれていた広義の論理学を指すものの仏教での表現で、近年は仏教論理学などとも言われる。五明(声明・工巧明・医方明・因明・内明)の一つとされ、独立した学問分野として重視された。
(出典:Wikipedia)
因
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“因”で始まる語句
因
因縁
因果
因業
因幡
因循
因子
因幡守
因数
因循姑息