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四這
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よつばい
ふりがな文庫
“
四這
(
よつばい
)” の例文
「ム、
悔
(
くや
)
しいか。人間ならくってかかんな、
対手
(
あいて
)
になろう。犬、畜生、
人非人
(
ひとでなし
)
、
四這
(
よつばい
)
になれ、尻尾を
掉
(
ふ
)
れ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
捕われた時九歳ほどらしく三年して死んだ、
毎
(
いつ
)
も
四這
(
よつばい
)
だが
希
(
まれ
)
に直立し言語せず餓える時は口に指した。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
落る時左の手でしたたか馬の太腹を
叩
(
たた
)
いて、からくも
四這
(
よつばい
)
の不体裁を
免
(
まぬ
)
がれた、やれうれしやと思う間もなく鉄道馬車は前進し始める、馬は驚ろいて吾輩の自転車を
蹴飛
(
けとば
)
す
自転車日記
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
“四這”で始まる語句
四這坂