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咬殺
ふりがな文庫
“咬殺”の読み方と例文
読み方
割合
かみころ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみころ
(逆引き)
重蔵は
不図
(
ふと
)
彼
(
か
)
の
𤢖
(
わろ
)
を思い出した。この殺人事件をして𤢖の
所為
(
しょい
)
であるかのように
粧
(
よそお
)
って、
他
(
ひと
)
の目を
晦
(
くら
)
まそうと考えた。彼は熊吉の屍体を抱き上げて、
咬殺
(
かみころ
)
した如くに
其
(
そ
)
の
疵口
(
きずぐち
)
を咬んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
が、こんな気持を
咬殺
(
かみころ
)
すことにも、私は今云つたやうに可なり男性的である。
亡弟
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
咬殺(かみころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
咬
漢検1級
部首:⼝
9画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“咬”で始まる語句
咬
咬付
咬緊
咬傷
咬倒
咬切
咬噛
咬定
咬鳴
咬砕
“咬殺”のふりがなが多い著者
中原中也
岡本綺堂