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告白
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うちあ
ふりがな文庫
“
告白
(
うちあ
)” の例文
忘れずに居る程のなさけがあらば、せめて
社会
(
よのなか
)
の
罪人
(
つみびと
)
と思へ、
斯
(
か
)
う言つて、お志保の前に手を突いて、男らしく素性を
告白
(
うちあ
)
けて行つたことを話した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
祖師を捨てた仏弟子は、堕落と言はれて済む。親を捨てた穢多の子は、堕落でなくて、零落である。『決してそれとは
告白
(
うちあ
)
けるな』とは堅く父も言ひ聞かせた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
あゝ、あゝ、其を
告白
(
うちあ
)
けて了つたなら、
奈何
(
どんな
)
に是胸の重荷が軽くなるであらう。奈何に先輩は驚いて、自分の手を執つて、『君も
左様
(
さう
)
か』と喜んで呉れるであらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“告”で始まる語句
告
告口
告別
告訴
告知
告文
告朔
告解
告諭
告示