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呉押獄
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ごおうごく
ふりがな文庫
“
呉押獄
(
ごおうごく
)” の例文
そしてそれを
呉押獄
(
ごおうごく
)
へ授けたが、折ふし曹操の病が重態を伝えられ、宮門の内外も各役所も何となく
繁忙
(
はんぼう
)
と緊張を加えていたので
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが、典獄の
呉押獄
(
ごおうごく
)
は、罪なき華陀の災難を気の毒に思って、夜具や酒食を入れてやったり、
拷問
(
ごうもん
)
にかけよと命ぜられても、ひそかに
庇
(
かば
)
って、ただ報告だけをしていた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
呉押獄
(
ごおうごく
)
。情けはありがたいが、もし上司に知れたら、御身はたちまち免職になるであろう。わしもすでに老齢じゃ。長からぬ命といまはさとっておる。以後はどうかほうっておいて欲しい」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呉
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
獄
常用漢字
中学
部首:⽝
14画
“呉”で始まる語句
呉
呉々
呉服屋
呉絽
呉竹
呉服店
呉服
呉淞
呉春
呉懿