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吏人
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やくにん
ふりがな文庫
“
吏人
(
やくにん
)” の例文
布き、門下には
吏人
(
やくにん
)
も多く、国には財があります。袁紹
叛旗
(
はんき
)
を立てたりと聞えれば、山東の国々ことごとく騒いで、それらが、一時にものをいいますぞ
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
李儒は大股に去って、
捕囚庁
(
ほしゅうちょう
)
の
吏人
(
やくにん
)
を呼びあつめ、物々しい活動の指令を発していった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その張飛が、
熟柿
(
じゅくし
)
のような顔をして、
驢
(
ろ
)
に乗って歩いていた。町中の者は、県の
吏人
(
やくにん
)
なので、驢と行きちがうと、丁寧に礼をしたが、張飛は、驢の上から落ちそうな恰好して、居眠っていた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「袁紹は元来、漢の名将の
後胤
(
こういん
)
であるのみでなく、父祖四代にわたって、三公の重職に昇り、門下にはまた、四方に良い
吏人
(
やくにん
)
が多い。その名望地位から見ても、袁紹こそ盟主として恥かしくない人物ではあるまいか」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“吏人”の意味
《名詞》
官吏や公吏などの役人。
(出典:Wiktionary)
吏
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“吏”で始まる語句
吏
吏員
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吏務
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