吊繩つりなわ)” の例文
これはになって行く者の足取あしどりにつれて、両端りょうはしが少しずつ上下じょうげにうごき、そのわずかのあいだだけ、肩を休めるようにできているので、そういう動作のために、荷物の吊繩つりなわがすべり落ちないように
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)