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つりなわ
ふりがな文庫
“つりなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
釣縄
66.7%
吊繩
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釣縄
(逆引き)
たった一つ喜界島の昔話集に採集せられたものは、是は兄弟でなくて二人の
漁師
(
りょうし
)
、一人が友だちの
釣縄
(
つりなわ
)
を借りて流してしまう。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
裸一貫になったかと思うと、車井戸の
釣縄
(
つりなわ
)
の一方をあくまで高く
吊
(
つる
)
し上げて、
釣瓶
(
つるべ
)
を車へしっかりと噛ませておいて、その縄を伝って垂直線に井戸の底へ下って行きました。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これを保留し且つ前代の考察に取り入れてゆく労苦は、今も若干の痕跡を伝えている網や
釣縄
(
つりなわ
)
の比ではない。そのために人はしばしば現代の空気の中に、遠い
寂寞
(
せきばく
)
の世を推理しようとするのである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つりなわ(釣縄)の例文をもっと
(2作品)
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吊繩
(逆引き)
これはになって行く者の
足取
(
あしど
)
りにつれて、
両端
(
りょうはし
)
が少しずつ
上下
(
じょうげ
)
にうごき、そのわずかのあいだだけ、肩を休めるようにできているので、そういう動作のために、荷物の
吊繩
(
つりなわ
)
がすべり落ちないように
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つりなわ(吊繩)の例文をもっと
(1作品)
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